ダイソー200円イヤホンをminiDSP EARSで測定し、ituneのEQを設定する
ダイソー200円イヤホン(ボールカナルタイプ)をminiDSP EARSで測定し、itune EQの設定まで行います。ダイソー200円イヤホンは半年前にEQを使うと3万円のイヤホンになる?と話題になった製品です。思い出して試してみることにしました。ツィッターで呟いた内容ですが、ここにまとめておきます。
まずはそのままで周波数特性を測定します。
実際に聞いてみると、値段なりかなあという残念な音がします。グラフを見ると1K~7KHz位が大きく落ち込んでいます。ここのあたりをどうにかしないといけません。
これを踏まえてituneのイコライザー
を設定してみました。
左図はituneのEQ設定で、右図は補正後のグラフです。聴いてみると3万まではいかないと思いますが3000円位のイヤホンの音にはなったのではと感じました。
気になった方は試してみてください。
ヘッドホン測定冶具 miniDSP社 EARS
ヘッドホン測定冶具 miniDSP社 EARS を購入した。簡易的にヘッドホンを測定してみましたが、中高音あたりが上手く測定できてない様だったので、導入しました。
これで前より正確に測定できそうです。再測定したら結果をアップします。
MDR-1R MK2 をrephaseを使って補正してみる
MDR-1R MK2 をrephaseを使って補正してみました。
まずは先日測定したMDR-1R MK2の特性です。
どのように補正するかをハイエンドヘッドホンの特性を参考にしてみます。
下の周波数特性をみると2K~5kHzは5dBほど落ちてます。この辺りの周波数帯は人間が最も敏感なので落としてるのでしょうか。参考に等ラウドネス曲線を参照すると、確かに2K~5KHzは人間がもっとも敏感な周波数帯です。
sennheiser HD800S Focal Elear
上記を参考にrePhaseで補正してみました。
補正ファイルをUPしておきます。補正したものを聴き慣れると補正前はこもって聞こえます。補正で1ランクくらい良くなったような気がします。
JriverやEqualizer APOのコンボリューションに入れると使えます。試してみてください。試してみた方は感想を聞かせてくれるとありがたいです。
ヘッドホン周波数特性を測定してみた
ヘッドホンの周波数特性を簡易的ですが測定してみました。画像参照してください。
DVD-Rのケース中央に穴を開けてマイクを差し込みました。
(ヘッドホンの測定は厳密にしようとすると難しいようなのであくまで参考程度にしてください。)
マイクはベリンガーECM8000で、測定ソフトはREWです。とりあえず今あるヘッドホンを片っ端から測定してみました。測定してみると、周波数特性が結構バラバラです。これだけ違えば音も変わりますね。 後日以下の測定結果を元にrephaseで補正して遊んでみようと思います。
測定結果 周波数/位相特性
SONY MDR-1R MK2
SONY MDR-900(ハウジング穴あり)
べイヤー DT990
onkyo FC300
ジャーマンマエストロ GMP400
MB QUART QP450
AKG K701
MSUR N650
JVC SZ1000