自動音場補正(2)

REW(Room Equalization Wizard)を使った音場補正を行ってみた。

まずREWですが登録が必要です。登録しないとダウンロードできません。僕は英語が苦手なので手間取ってしまった。英語がわかる方は簡単なのでぜひダウンロードして使ってみてください。少し使ってみたところ、多機能で補正以外にもさまざまな測定が出来て、使えそうなソフトです。

 

このソフトで補正前の状態を測定し、理想的な状態との比較をして、その間を埋めるフィルターを生成します。制御工学なんかをかじった人だとと分かるかもしれません。

 

まずREWを立ち上げた画面です。

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まずはオーディオインターフェースとマイクの音量のキャリブレーションを行います。キャリブレーションとは校正(調整含む)をすることです。平たく言うと正確に測定するために調整します。やり方は前回紹介したブログに書かれていますので見てください。音量のキャリブレーションで騒音計が必要なのですが、スマホアプリの騒音計を使うと手軽に測定できます。

キャリブレーションが終わるとマイクを用いて特性を測定します。スピーカー+部屋の特性としたかったので、普段音楽を聴く位置で測定を行いました。

測定時にスイープ信号が出て、特性を測定していきます。

 

測定スピーカー

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  自作2way(クロス周波数:4kHz 2次フィルター)

    ツィーター:VIFA XT25TG30-04 
    ウーハー    :SEAS CA12RCY

  自作サブウーハー(クロス周波数:100Hz)

    サブウーハー:EIJU OF-250W
  アンプ:Panasonic SA-XR10

 

まずは何もしない状態の周波数特性が以下の図です。

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次にREWを使用して補正後の周波数特性です。

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補正フィルターと補正後周波数特性を重ね合わせた図です。

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生成されたインパルスです。これを畳み込んで実際に補正します。

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この生成されたインパルスをwavファイルでエキスポートして、foobar2000等で使用します。使用するにはプラグインが必要です。このあたりも前述のブログを参照してください。すいません参照ばかりで。書いてる人ありがとうございます。

 

補正後を視聴した感じは、一聴した感じだと大人しく地味になったと感じました。でも良く聴くとスッキリしていいかも。ケーブル等変えるのと比べると激変と言ってもいいくらいの変化です。おすすめなのでぜひ試してみてください。

 

測定データ

・周波数特性と位相

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・高調波歪

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・群遅延特性

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