工場夜景

カメラを手に入れたので工場夜景を撮ってきた。今更だが中古でお安くなってるシグマ DP2を手にいれた。Foveonに興味があったので一度使ってみたかったのだ。手持ちのオリンパス E-P3でも撮って来たので比較に載せておく。露出が異なるし、現像時に少しいじったのであまり比較にならないかもしれない。DP2は6年前の機種で、使い勝手は悪いと評判だが、画質は今でも通用する。なかなか面白いカメラだ。

 カメラ熱が高まってきたので、また構図やRAW現像について調べて勉強している。

カメラ付属のソフトとフリーのRawTherapeeをいじっているのだが、現像も設定が沢山あって難しい。カメラも沼なそうなので、ほどほどに楽しもうっと。

 

オリンパス E-P3  レンズ:シグマ 19mm F2.8 DN

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シグマ DP2

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オールドレンズ(2)

オールドレンズで同じ50mmのレンズを使ってどのくらい寄れるか比較してみる。使用デジカメはOLYMPUS PEN E-P3

テキトーな写真で申し訳ないが、さすがにマクロレンズは被写体を大きく写せることが分かる。手持ちで撮っているのだが、ぶれるぶれる。やはりマクロ撮影するときは三脚があったほうがいい。今度買おうかな。

 

CANON New FD 50mm F1.4

キヤノンカメラミュージアム | レンズ館 - New FDレンズ

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 CANON New FD MACRO 50mm  F3.5

キヤノンカメラミュージアム | レンズ館 - New FDレンズ

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自作スピーカー SONY SS-AL3改造

SONY SS-AL3を改造してみた。

SONY SS-AL3の仕様 ソニー

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このスピーカーは家具で有名なアルフレック社とソニーが共同開発したスピーカーだ。さすがにアルフレック社が関わっているだけあり、エンクロージャーは非常にしっかりとした物になっている。そのしわ寄せを受けてか、ユニットのコストが削られているのではと言われており、評判は正直いっていまいちと言ったところのようだ。始めからエンクロージャーに目をつけ、以前オークションで手に入れた。だいたい1万円前後で手に入る。しっかりしたエンクロージャーの自作は大変なので、このサイズのスピーカーを自作したい人は改造も一考の価値がある一品だと個人的に思う。

 

今回はユニット、ネットワークを次のものそっくり取り替えた。

なるべく加工が必要ないものでユニットを選択した。 

ツィーター:Visaton G20SC 

                 http://www.visaton.com/en/chassis_zubehoer/ht_kalotten/g20sc_8.html

ウーハー:Wavecor WF152BD04      

                  WF152BD03_04

ツィーターはほぼ無加工で取り付け出来るのだが、ウーハーはエンクロージャーの加工が必要だ。スピーカー落とし込みの部分を彫刻刀で広げ、取り付け部穴径をヤスリで削り、邪魔な補強ををノミで削った。それぞれ数ミリ広げるだけなのだが、慣れないので大変だった。

 

このユニットの組み合わせは、能率はほぼ同じのため、ネットワークに抵抗を入れなくて良いのがメリットである。

ネットワークの設計は次のページで行った。スピーカー設計プログラム アプレット版

今回は3次フィルターでクロスは3000Hzとした。

 

ウーハー

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ツィーター

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総合特性

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ネットワーク部品は

コイル:0.22mH ×2、0.70mH ×2、0.30mH ×2

コンデンサ:13.0μF × 2、4.3μF × 2 、8.2μF ×2 

を使用した。ネットワークはとりあえず端子台を使用し接続した。

 

改造後

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改造後の周波数応答を測定した。

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今まで自作スピーカーを作った中では一番の出来。改造成功!   

 

2017/4/16 周波数特性を測定しなおした。

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Dirac Live Calibration tool で測定

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Equalizer APOにて補正後

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バスレフポートにタオル詰めた状態

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補正後

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Equalizer APO設定

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2020/12/30追記

ネットワークを修正しました。シミュレーションでLR4にしました。これが最終版です。こちらの記事を参照ください。

zukinkun.hatenablog.com

 

低燃費タイヤ

低燃費タイヤについて気になったので少し調べてみた。

この頃は低燃費タイヤに転がり抵抗係数、ウェットグリップ性能に基づきラベリングがされている。

低燃費タイヤ等のラベリング(表示方法)制度

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等級Bを基準として転がり抵抗等級でそれぞれ燃費改善効果がどのくらいあるかを表にしてみた。上記HPより転がり抵抗の燃費への寄与率は10%とした。

等級 転がり抵抗係数 等級B対比(%) 燃費改善(%)
  上限 下限 平均   ※寄与率10%
AAA   6.5 6.0 61 3.9
AA 6.6 7.7 7.2 73 2.7
A 7.8 9 8.4 86 1.4
B 9.1 10.5 9.8 100 0.0
C 10.6 12 11.3 115 -1.5

これより燃費改善効果はAAAで3.9%、AAで2.7%、Aで1.4%Cで-1.5%の結果となった。ここで燃費が1%違った場合にどのくらいの改善効果があるか費用を算出してみた。

条件; 燃費1%改善、基準燃費:10km/L、

    走行距離:10000km、ガソリン代:135円/L

とした場合、改善効果としては約1350円となる。4%燃費を改善したとして5400円なので、AAAのタイヤを使用して年間約5000円のお得になる計算だ。

 

 ここで忘れてはいけないのはウェットグリップ性能である。基本的には転がり抵抗の低いタイヤはその分グリップしないタイヤと言えるため相反する要素となる。(エネルギーロスが大きいということはその分グリップするということである。)ただ最近はタイヤメーカーの努力である程度両立させることができるようである。これは転がり抵抗と、グリップ性能ではエネルギーロスの周波数帯が違うからである。周波数帯は転がり抵抗では低周波(100Hz)くらい、グリップは高周波(10000Hz)くらいである。

http://www.sumitomo-chem.co.jp/rd/report/theses/docs/2011-1J_3.pdf Fig.11より

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 上図に示すように転がり抵抗とグリップを両立するには転がり抵抗:100Hzのエネルギーロスをおさえ、グリップ:10000Hzのエネルギーロスを上げれば良い。各社研究をしているが基本的にはゴムにカーボンブラックの代わりにシリカを配合することによってこの性質が得られるようである。

 いくら燃費の良いタイヤでも雨の日に安全に止まれないのでは意味が無い。こちらも考慮したいものである。

 

 タイヤの転がり抵抗を考えた場合に、空気圧による影響は大きい。イメージとしては硬ければエネルギーロスは小さい。変形が少ないからだ。例えば鉄道の車輪は転がり抵抗がかなり小さく自動車用タイヤの約1/10である。なので鉄道はエコなのである。

 実は転がり抵抗の9割はタイヤの変形と言われている。他の要素の接地摩擦と空気抵抗は残り1割でしかないのだ。(下の資料:タイヤの転がり抵抗参照)

http://www.mlit.go.jp/common/000047550.pdf

 

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 ということで省燃費タイヤの性能を生かすにはタイヤの空気圧管理が必須である。上図を見て分かる通り、通常使用域より空気圧が小さいとすぐに20~30%位転がり抵抗が増えてしまう。寄与率10%なら2~3%燃費が悪化するということである。従ってタイヤの空気圧管理をしない人が等級AAAのタイヤを使っても、等級Bに燃費が負けるという場合がありえる。省燃費を考えるのであれば、通常空気圧の範囲で10%程度高めに入れ、通常使用域を常に切らないように乗るのが良さそうである。

 個人的には転がり抵抗:Aでウェットグリップ:bあたりを選択し、空気圧を少し高めに管理するのが財布にやさしくエコなのではと考える。

 

 

高音質プレーヤー

高音質と言われている音楽再生ソフトを調べてみた。

名称 特徴
foobar2000

各種フォーマットに対応。
カスタマイズに優れている。
プラグインで各種機能を追加できる。
高音質プレーヤーとしてはスタンダードな位置づけ。

Bug head Emperor

作者独自開発のサウンドエンジン。(あえてバグを含んでいる。)
各種フォーマット対応
アップサンプリング。
フィルターを変えることで音色を変えられる。
予めメモリに読み込み再生。
CPUパワーが必要。

Wave File Player waveファイルのみ再生可。
アップサンプリング。
ReferenceとExperimentalの2バージョンある。
JRiver Media Center (JRMC) シェアウェア$49.98
ituneに似ており使いがってが良く多機能。
各種フォーマット対応。(DSDも対応)
ネットワークオーディオ対応。
アップサンプリング。
各種DSPあり。
Wave Pcm Upconvert Player

各種フォーマットに対応。(DSD対応、ただしaacは非対応)
アップサンプリング。

 

おすすめとしては、フリーならスタンダードなfoobar2000、また音が良いBug head Emerorだ。シェアウェアでも良いならJRiverである。今回調べてみて初めてBug headを知ったのだが、見た目や使い勝手はともかく、重心が低い音で他とは明らかに違う。CPUパワーは必要だが一度は試してみることをお勧めする。

 

ツィーター追加

手持ちで余っているツィーターを追加してみた。スーパーツィーターとして動作させている。クロスは2次で12kHzとした。若干ハイ上がりだが15kHz以上は聞えないようなので良しとする。肝心の音は良くも悪くも化粧をしたような音で派手になった。またハイ上がりにするると倍音が強調して聞こえるため解像度が増して聞える。しばらくはこれで聞いてみることにする。

周波数特性は以下のようになった。(以前REWで音場補正したフィルターを使用している。)

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ネットワーク(クロス:12k、2次フィルター)

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周波数応答

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備考

ラウドネス曲線

産総研:聴覚の等感曲線の国際規格ISO226が全面的に改正に

 

オーディオでも使える!?プラグイン(2) コンボリューションリバーブ

AVアンプには音楽ホールを再現する機能がついている。これと同じことをPCのパワーを使って更に高機能にできないだろうか。できま~す。使うのはコンボリューションリバーブです。ここではフリーのSIRというvstプラグインを使います。(他にもコンボリューションリバーブはあるので検索してみて。)コンボリューションリバーブの良い所は、インパルスレスポンスデータさえあれば、どんなホールや部屋も再現できることです。これはインパルス(瞬間的で大きな音)を与えてその残響を測定することで得られます。従ってこのデータの測定ができればどんなホールも再現することができます。インパルスレスポンスデータも検索すると複数あります。好きなだけ集めて試してみてください。色々な残響を付加して聞いてみるのも楽しいですよ。

 

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