自作スピーカー(2) 周波数特性測定

405-8Hの周波数特性を測定した。

測定機器は

  ・PC

  ・オーディオインターフェースM-AUDIO AUDIOPHILE

       ・ミキサー:ベリンガー XENYX 502

  ・ファンタム電源:ベリンガー PS400

  ・コンデンサーマイクベリンガー ECM8000

  ・測定ソフト MySpeaker

を使用した。 

f:id:zukinkun:20150102170805p:plain測定機器

f:id:zukinkun:20150102171005j:plain測定

 

肝心の測定器結果は以下です。まずは405-8Hのみ

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この結果を見ると,10kHzより上が全然出てない。ラジオみたいな音だと思うわけだ。スペックでは15KHzまで出るはずなんだけどな。こんなもの?

 

ということで、高域が足りないのでもともと付いてたツィータを足してみた。

(右のツィータが破損してたけど、繋いでみた。破損していたが、それなりに音は出てるらしい。)ちなみに手持ちのコンデンサを使いたかったので、1次フィルター (6dB/Oct)とした。コンデンサは手盛ちの1.0、0.68、0.4(1.0と0.68の直列)μFの3条件で試し、聴感で一番結果の良かった 0.4μFを採用することにした。測定してみた結果がこれ。

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左図:ツィータ正常 右図:ツィータ破損

 

測定上は0.68μFの場合の方が、周波数特性がフラットでよさそうな結果だと思うが、聴感上0.4μzFが良いのでこれにすることにする。

 

クロスオーバー周波数 

C〔μF〕 クロスオーバー周波数f〔kHz〕
0.4 66
0.68 39
1.0 27

 ツィータ:DH-3108BM インピーダンス:6Ω

 

後からよく聴いてみたら、評判が良いだけのユニットのことはあるのかと思い始めた。確かに音が荒いが、リアル感のある音かも。もう少し良く聴いてみよ。今まで持っていたスピーカーとは傾向の違うスピーカーなので良さがわからなかったかもしれない。